血液腫瘍グループの福井晨介先生の論文が,Pediatrics Internationalに掲載されました!

血液腫瘍グループの福井晨介先生の論文が,Pediatrics Internationalに掲載されました.

脂肪芽腫という希少な腫瘍についての報告です.

 

Shinsuke Fukui, Hisayuki Miyagi, Daisuke Ishii, Masatoshi Hirasawa, Yoshiki Hirano.

Huge chest wall tumor detected incidentally owing to upper airway symptoms.

Pediatr Int. 2022. doi: 10.1111/ped.15313.

PMID: 36310038

 

福井先生、おめでとうございます!

そして小児外科の先生方、ご指導ありがとうございました!

以下論文要旨です.

 

症例は1歳女児。発熱と咳噺を主訴に近医を受診し、胸部CTで右上肺野に80×41×72mmの巨大な腫瘤性病変を認め当院紹介となった。脂肪腫、脂肪芽腫、奇形腫、脂肪肉腫、などを鑑別疾患とし、分離肺換気下で腫瘍摘出術を施行した。腫瘍は前胸壁の第2肋骨付近の壁側胸膜を基部とし、壁側胸膜を突き破って胸腔内まで占拠していた。被膜を破らずに、基部は取り残し無きよう十分に切離した。病理組織学的検査の結果は、脂肪芽腫の診断であった。

脂肪芽腫は比較的稀な良性問葉系腫瘍で、3歳以下の乳幼児の四肢に好発し、頭頸部や躯幹部、縦隔、後腹膜などが報告されているが、胸壁原発の報告は少ない。既報によると脂肪芽腫の4.8%が胸壁原発で、胸壁内外への進展はさらにまれであり、呼吸器症状を認めないことが多い。今回、気道感染を契機に偶然発見された右巨大胸壁腫瘍の一例を経験したので報告する。

 

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