竹口諒先生の論文が、Journal of the Neurological Sciencesに掲載されました

神経グループの竹口諒先生の論文が、Journal of the Neurological Sciences(IF 4.553)に掲載されました!

Takeguchi R, Kuroda M, Tanaka R, Suzuki N, Akaba Y, Tsujimura K, Itoh M, Takahashi S

Structural and functional changes in the brains of patients with Rett syndrome: A multimodal MRI study

J Neurol Sci. 2022;441:120381.
doi: 10.1016/j.jns.2022.120381

おめでとうございます。以下、論文の要旨です。

Rett症候群患者の脳における構造的/機能的変化を、複数のMRI撮像手法(構造的MRI画像・拡散テンソル画像(DTI)・安静時機能的MRI(rs-fMRI))を用いて検討しました。構造的MRI画像とDTIでは、皮質・皮質下領域の体積減少や、白質線維の統合性低下が大脳の広範囲で認められました。また、一部領域の体積減少や拡散指標の変化は、Rett症候群の臨床的重症度と相関が認められました。一方、安静時機能的MRIでは背側注意ネットワークの半球間(大脳半球間)、および視覚ネットワークー小脳ネットワーク間(大脳-小脳間)の機能的結合性が低下していました。この所見は、関連する領域(脳梁・小脳・小脳脚など)に体積減少・白質線維統合性低下が認められたことと矛盾せず、大脳半球間・大脳-小脳間の機能的結合性低下がRett症候群の病態生理に関連している可能性が示唆されました。

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