岡本年男先生の論文が、Pediatrics Internationalにアクセプトされました!

新生児グループの岡本先生の論文が、Pediatrics Internationalにアクセプトされました!
Toshio Okamoto, Ken Nagaya, Naohisa Toriumi, Takeo Sarashina, Hiroshi Azuma.
Retrospective diagnosis of transient abnormal myelopoiesis by using preserved dried umbilical cord.

Pediatr Int. 2021. doi: 10.1111/ped.14583. 
PMID: 34219329
Impact Factor 1.139
おめでとうございます。

論文の主旨は以下になります。

一過性骨髄異常増殖症(TAM)はダウン症候群の新生児の10~20%に合併し、そのうち一部の患者さんは数年後にダウン症候群関連骨髄性白血病(ML-DS)に進展することが知られています。
一方で、新生児期にTAMと診断されなくてもML-DSを発症する場合がありますが、その場合通常の診断法ではTAMが見逃されている可能性が指摘されています。
今回、新生児期にTAMと診断されませんでしたが、その後ML-DSを発症した患者さんの乾燥臍帯を用い、デジタルPCR法を行うことで、後方視的にTAMと診断することが可能でした。
本論文では、新生児期にTAMを診断することの重要性と、今回の手法がTAMの後方視的診断に有用であり、これを応用することでより詳細なTAMの臨床像を明らかにできる可能性があることが述べられています。

下図は、従来の手法(サンガー法)では検出できなかった異常が、デジタルPCR法では検出可能であり、その結果TAMの診断に至ったことを示しております。
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