学会旅日記 第9回

2023/1/13〜1/15にかけて愛媛県松山市で第24回日本成人先天性心疾患学会総会・学術集会が開催されました。

愛媛県には約10年ぶりの再訪でしたが、当日の旭川市の気温がマイナス11度に対し、松山市は17度という、実に±28度という寒暖差をさっそく体感しました。旭川ではだいたい6月の平均気温になります。天気は3日間連続して雨模様でしたが、暖かい気温で快適に学会に参加することができました。

学会会場はかなり広く、約600名の参加者がおりましたが密にならずに、集中してそれぞれの演題を聞くことができました。

私は4D flow MRIに関する報告を行い、本学会が小児循環器科医としてデビュー戦である柴垣先生は、心臓MRIの右室容積に関する報告を発表しました。質疑応答も多く、有意義な発表になったでしょうし、今後は小児循環器科医としてどんどん羽ばたいていって欲しいと思います。
また、他の先生からも旭川は頑張っているねとお褒めの言葉も頂いたことは個人的にとても嬉しかったです。

あいにくの天気で、あまり良い写真は撮れませんでしたが、すきま時間に訪れた松山城や道後温泉は観光地ならではで人も多く、とても楽しい気持ちになりました。

これからは多くの学会が現地開催に戻っていくことと思いますが、学会自体は当然刺激的なものであるものの、後輩の成長をとても頼もしく感じることができたものでもあり、これから循環器グループの後輩たちが良い発表をできるようにしっかりとサポートをしていきたいと思いました。

循環器グループ:岡 秀治