2021年 夏

観測史上初だそうです。
北国旭川で、真夏日が3週間近くも続いています。そして最高気温が37.6℃、郊外の江丹別ではなんと38.4℃に達する日もありました。私はその日、15時予約の床屋さんに向かって市内を自転車で疾走していましたが、風を切るというよりは熱風を浴びている感じでした。体温より気温の方が高かったんですね。どうりで暑かったはず…。床屋の店長さんに「いい歳して、暑い日に自転車なんてやめなさい」って注意されちゃいました。おっしゃる通り。

さて、独り言を始めたばかりの頃に身の回りの「」を紹介しました。で、今回はその続きということで、身の回りの「夏」を紹介します。

春の定番ふきのとうは、その後出てきた葉や茎の部分共々、夏を迎える前にほとんどが刈り取られてしまいます。一部残ったものはこんな姿に…。


夏の定番にはなりえない。
ちなみに、こうなる前にこんな姿になるものもありますね。


この後、私のお腹の中に入ります。ふきにとって、どんな人生(?)が本望なんだろう。

芽吹き始めたばかりだった大学の木々も、今ではこんなに葉が繁っています。


秋に黄色く色づいたら、また独り言で紹介予定です。


通勤路脇の田んぼ。稲も成長しています。これも穂が実る頃、独り言で紹介予定。季節ネタは定期的に使える(笑)。


7月に見頃だった大学前の道路のラベンダー。半月ぐらいですっかり枯れてしまいました。花の命は短い。


同じ頃に出張先で撮ったハマナスの花。北海道の花にも指定されています。花言葉は「悲しくそして美しく」。中年男性がキュンとしている場合ではないんですが、なんかいいです。

とにかく今年の夏は本当に毎日暑いですが、国内の歴代最高気温は41.1℃。もうこれは災害レベルですね…。2018年と2020年に記録されていますが、これからもどんどん更新されていくんだろうか。恐ろしい。

ちなみに国内歴代最低気温はマイナス41.0℃。なんとなく絶対値0.1℃の差を惜しいと感じちゃいますが、1902年1月25日にここ旭川で記録されています。これも災害レベルですが、約120年前の人達はどんな格好でこの寒さを凌いだんだろう。“寒い”ではなく“しばれる”の世界。きっと、ものすごく大変だったんだろうなぁ。

ほら、そんなこと考えたら少し涼しくなってきませんでしたか?暑い暑いと思ったら、旭川銘菓「氷点下41度」でも食べながら明治時代の冬の旭川に想いを馳せてみてはいかがでしょう。少しは暑さを忘れられるかも!?

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