世代間の深〜い溝

新生児のルート確保に見事成功した初期研修医の土川先生と、その処置を優しく見守りながらもしっかりフォローする専攻医の津田先生。


卒業期で言うと3期違いのこの2人、とってもいい関係に思えます。色々気軽に聞いたり教えたり、時には2人で一緒に調べたり考えたり。

ちなみに新生児搬送中のこの2人。

約10年前の私と周産母子センター教授の長屋先生ですが、この2人もちょうど土川先生と津田先生と同じ3期違いです。
ただ、この2組の間には大きな世代の隔たりがあって、私と津田先生とはなんと20期も違います。自分ではそんなに歳の差があるつもりはないけれど、日常のふとした瞬間に深〜い溝を感じてしまいます。

先日、彼らに患者さんの治療方針を相談された時のこと。意見を求められた私は、「ちょっと検査するタイミングが遅いかな。もうその検査、今さらジローだと思うけど。」とコメント。それを聞いた2人は怪訝そうな顔をします。
もちろん私の発言の意図が理解できないような彼らではありません。そう、理解できないのは「今さらジロー」の部分でした。彼らは小柳ルミ子が歌う昭和59年の大ヒット曲のことを知りません。津田先生に至っては、小柳ルミ子と小柳ゆきを混同していました。なんとYahoo!知恵袋にも質問されています。「会社の上司がよく『今さらジロー』っていうんですが、どういう意味ですか?」って。
そうか、若者達に今さらジローは通じないのか。ということをこのタイミングで知っても、もう遅い。まさに今さらジローです。

今さらジロー 好きだとジロー
言わないでてね
あたしを捨て他の女を愛したくせに
今さらジロー 罪だよジロー あたしにとって
昔は昔… 今は今…
ルルララルルララ ルルラララ
しゃぼん玉だね 愛なんて

作詞・作曲 杉本真人

懐かしいです。サビの部分を思わず口ずさみ、小学生の頃を思い出します。歌は世につれ世は歌につれ。その人その人で懐メロって違いますよね。ちなみに私が初めて自分で買ったレコード(!)は、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」でした。

これまた懐かしいです。余裕でフルコーラス歌えます。そして中学生の頃の思い出が蘇ってきます。で、今回登場した3人の先生達が初めて買った思い出の1枚は、長屋先生が水谷豊のレコード、津田先生がB’zのCD、土川先生がORANGE RANGEのCDだったのでした。これまた世代間の深〜い溝を感じます。

でも今は、「CDなんて買ったことありません。音楽ってダウンロードするものなんじゃないですか?」っていう時代ですよね。レンタルレコード店で借りたドーナツ盤をハイポジのカセットテープにダビングしてラジカセで聴いていた時代は、遠い過去の話。そう、私が10代の多感な時期を過ごし、若く輝いていたあの時代は、今やお笑いのネタになってしまうのです。
ゲロゲロ、おったまげ〜!

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