はい、注目〜!

先日、医学部学生の医学研究特論の教室発表会を行いました。
医学研究特論とは医学研究への意識向上を目的とした医学科4年生のカリキュラムで、小児科では6つの診療グループに学生さんが1人ずつ配属となり、指導医の下で6週間に渡り基礎研究や臨床研究を行い、その成果を教室内で発表してもらっています。

その教室発表会開始直前の学生さん達。

みなさん私のスマホカメラに注目し、笑顔でピースまでしています。準備万端、余裕綽々といったところでしょうか。

そんな学生さん達とは裏腹に、何か深い悩みの中にある(?)会場係の鳥海先生。ドラゴンボールの孫悟空ならこのままどこかに瞬間移動しちゃいそうですが、ちゃんとこの後も会場を仕切ってくれました。って当たり前か…。

そして、全員のプレゼン終了後に発表会を総括する髙橋先生。

学生の皆さん、しっかり注目して聞いていましたね。会場係の佐藤先生も神妙な面持ちで髙橋先生に注目しています。
発表前に笑顔でピースしていただけあって、全員がとても上手に堂々としたプレゼンをしてくれました。医師になってからも色々なことに興味を持ち、そしてその興味を持った事象に注目して研究を進めるということは、自らのレベルアップや医学の発展にとても大切なことだと思います。そして上手くいかなかった実験の中にこそ注目すべき点があって、そこには成功の秘訣が隠されているのです。今回の経験を今後の医師生活に活かしてもらえれば。

さて、こちらはモニターに映し出される患者さんのデータに注目しながらカンファレンスをしている感染・免疫・腎グループの先生達。

約1名、笑顔で私のスマホカメラに注目している人がいますけど、この後カンファレンスは滞りなく進行し、しっかり患者さんの治療方針は決まったみたいです。

そしてこちらは各自パソコンのモニターに注目しながらお仕事する先生達。

コロナ禍で背中合わせ、壁向きの座席が当たり前になってしまいました。ということでこの位置関係、決して3人の仲が悪い訳ではありませんのであしからず。

で、こちらは私がつい注目してしまうもの。

前回の独り言にも登場してくれたみーちゃん。なんですが、みーちゃんがママに注目している間、私はさりげなくみーちゃんの手背に注目します。点滴するならどの血管かな?って。
悪気はありません。本当に無意識に、新生児や乳児の手背に注目しちゃうんです。そして、この血管なら点滴できそうとか、これはなかなか難易度高いぞとか、色々考えちゃうんです。これって小児科医あるある?それとも私だけ??

さて、例年より2週間ほど遅かった今年の初雪ですが、とうとう旭川に雪の季節が訪れました。

雪の降り始めの時期は、まだ体が雪道に慣れていないそうです。すってんころりと転んで周囲の注目を集めないよう、皆さんも気をつけましょうね。