出張旅日記:斜里編パート3-かぶりつき

冬の間の斜里出張、今回も行きは網走駅まで「特急大雪」で移動です。

残り2か月ちょっとで引退するキハ183系。あと何回乗る機会があるだろう。

最近は、こうやって別れを惜しむ方達の姿をよく見かけます。引退のカウントダウンが始まっていることを実感し、私もなんだか名残惜しい気持ちに。

このキハ183系、先頭車両の最前列は「かぶりつきシート」として指定席になっていて、進行方向の景色を独り占めすることができます。ここに座ってカメラを設置している方達の姿もよく見かけますね。

で、こちらが私の陣取るかぶりつきシート、の、一つ後ろの自由席から撮った一枚。せっかくなら指定席買えよって話ですが、私のキハ183系に対する思い入れはこの程度…。

網走駅到着後、降車前にもう一枚。最前列にかぶりつかなくても、私はこれだけで十分満足です。

そして網走からはお迎えのタクシーで移動し、旭川から約5時間かけて病院に到着。

途中のコンビニで購入した斜里町限定発売のビールを飲んで寝て、翌日から2日間のお仕事です。

初日は午前の一般外来の後、午後から乳幼児健診と予防接種外来。仕事が一段落する頃には、外はもう夕暮れ時を迎えます。

外来から院内の宿泊部屋に向かう廊下で一枚。その後学会のウェブ会議に出席し、終わった頃には辺りはもう真っ暗です。今日も一日頑張った。

そして仕事が終わると、日頃の運動不足が気になる私は町内のお散歩へ。

と言いながら、最初に向かった先はここ。

少ーしだけ健康に気を遣う私が注文したのは醤油野菜ラーメン。隣のお客さんが美味しそうにかぶりついているギョウザがとっても気になりますが、ここはガマンガマン。それでもきれいに完食して、満腹になった私はちょっと罪悪感に苛まれてしまいます。せめて遠回りして帰ろう。

寒空の中、きれいにライトアップされた「道の駅 しゃり」の横を通り、

飲み屋が並ぶ通りを素通りし、

スケートリンク作り真っ最中の中学校の横を通り、

部屋に帰ると、日本酒で冷えた体を温めます。本当はパソコンにかぶりついて仕事しなきゃいけないんですけど…。

翌日は終日一般外来。冬休み中だったこともあって、外来はとっても落ち着いていました。そして2日目のお仕事を終えると、帰路に着きます。

列車の名前は「特急オホーツク」に変わりますが、もちろん帰りも引退間近のキハ183系。で、空いてる自由席に陣取って、さっそく私がかぶりついたのは、

景色でも仕事でもなく、網走駅前のお店でテイクアウトしたチキンタルタル弁当だったのでした。