二人の会話

医局で何やらお話し中の、髙橋悟先生と中右先生。

「これからも小児科に入ってくれる学生さんが続けばいいよね。」
「本っ当に、そうですね。」
これは昨年、小児科入会の挨拶に来てくれる学生さんを待つ間に交わされたやり取り。もちろんこのお二人に限らず、教室員全員が心からそう思っています。若者達よ、来たれ小児科へ!
ちなみにこの教授と医会長という「最強(最恐?)」の組み合わせ。こんなシチュエーションならいいですが、密室で交わされる会話を想像すると、ちょっと怖い…。

こちらは、そんな医会長にインフルエンザワクチンを打つ田中先生。

「ちょっとー、痛くしないでよ。」
「はいはい、分かりましたから動かないで下さい。」
容赦なく針を刺す田中先生と、何だかとっても嬉しそうな竹口先生。まさかこの二人、中右先生に恨みでも…!?

こちらは病棟のハロウィンイベントに備える、同期の吉川先生と柴垣先生。

「あと10分で始まるんだから、早く準備してよ。」
「ちょっと待ってよ!今日締め切りの学会発表ポスターがまだ出来てないんだから!」
ギリギリまで学会準備を進める柴垣先生に、吉川先生がクレーム?

で、結局かぶりものを着けた柴垣先生ですが、ポスター作成の手が止まることはありません。よっぽど切羽詰まっていたんでしょうか。でもこの後、病棟のハロウィンイベントも、柴垣先生の学会発表も、とってもうまくいったのでした。

こちらも同期の栗澤先生と齊藤先生。小児科学会地方会運営のお手伝い中。

「日曜日の昼間にかったるいね。」
「ほんと、やってらんない。」
とは言っていません。本当に。ウェブ開催の学会運営に彼らの力は欠かせません。この時も、共同ホストとして会の円滑な運営に力を発揮してくれました。もちろん、特別公演や一般演題も熱心に聞き入っていましたよ。

こちらはラグビー部の先輩後輩に当たる、福井先生と土川先生。

「何撮ってるんですか〜。」
「今、大事な打ち合わせ中なんですよ。」
で、彼らが何を打合せしていたかというと、髙橋教授の就任祝賀会の飾り付けについて。ホームページ記事にも載っている、手作りのお祝いボード。すごいものを作りましたよね。かなり入念に打ち合わせたに違いない。

あれ?でもボード作りの現場には、先輩が一人きり。後輩の姿は一体どこに…。

で、その祝賀会の直前、スタンバイするのはホームページ係の吉田先生と櫻井先生。

「とにかく何でもいいから写真を撮りまくろう。」
「任せてください。」
祝賀会の様子をホームページ記事にするため、取材準備をするお二人。教室イベント毎に写真を撮って、記事作成まで本当にご苦労様です。ホームページ用の写真、私も時々独り言で使わせてもらっています。

さて最後は、健康診断の結果を手にする二井先生と土川先生。

「え?腹囲測定なんてあるんですか?」
「え?なんで一番やばい人が腹囲測ってないの?」
私たちが受ける健康診断には、一定年齢以上じゃないと腹囲測定は含まれません。体重増加が気になる土川先生、20代だからと言って油断は禁物ですよ。と言いつつ、私も人のこと言えないんですが。

さて今回ご紹介した、教室の先生達の何気ない会話の数々。いかがでしたか?
SNSもいいですが、やっぱりコミュニケーションの基本は対面での会話ですよね。皆さんは、誰と交わしたどんな会話が心に残っているでしょうか。