歳のせい?

生まれてこの方、半世紀ちょっと。体のあちこちに変化を感じます。
毎日必ずどこかが痛い、大人の度数が進んだ、床屋で育毛剤を勧められた…などなど。

そんな中、「疲れていても早朝勝手に目が醒める」というのも、最近の変化の一つです。
本当はもうちょっと寝ていたいと思うのですが、布団の中でダラダラするのももったいない。
そう思った私は最近、出張先での朝散歩(晴れの日限定)を始めました。

青空に向かって伸びをすると、心も体も覚醒します。

少し歩くと、

実に気持ちのいい眺めです。

で、ここがどこかというと、

屈斜路湖を水源とする釧路川、

にかかっている開運橋。
そう、ここは標茶町。
この後15分ほど歩いて、その後、朝ドラ見ながら朝食を食べて、支度を済ませたら出勤です。

で、こちらはまた別の日。

木陰の下、青空に向かって伸びをすると、心も体も覚醒します。

近所の公園にはアヤメが咲いていました。

小高い隆起を見ると、ダッシュで登りたくなるのはなぜなんだろう?

そこから少し歩くと、

日本百名山のひとつ、斜里岳が見えてきました。
そう、ここは斜里町。
この日は少し長めに30分ほど歩いて、その後、朝ドラ見ながら朝食を食べて、支度を済ませたら出勤、と思っていたら、急に眩暈が!

思わず「歳のせいか」と思って横になっていると、テレビで地震速報が流れてきました。
根室半島南東沖を震源とした最大震度4の地震があり、斜里町は震度2だったそうです。

そう、私の眩暈は歳のせいでも朝散歩のせいでもなく、地震の揺れが原因だったようで…。

雑務を片付ける気力が続かなくなったとか、ダジャレを口にすることをガマンできなくなったとか、ちょっと運動したぐらいではお腹が引っ込まなくなったとか、いろいろ「歳のせい」にしていましたが、実は原因は別のところにもあるのかもしれません。

安易になんでも「歳のせい」するのはやめましょう。