富良野協会病院
医師紹介
| 役職名 |
氏名 |
| 院長 |
角谷 不二雄
(旭川医科大学6期卒業) |
| 副院長 |
藤保 洋明
(旭川医科大学9期卒業) |
| 医師 |
竹田津 原野 |
| 小児科主任部長 |
大久保 仁史
(旭川医科大学20期卒業) |
| 医師 |
西村 舞 |
副院長メッセージ
富良野は、農業と観光を産業の基盤としている地域で、住民の気質も穏やかな、たいへん住みやすいところです。
“北の国から”や“風のガーデン”をご覧になりましたか?若い方は知らない率がかなり高くなっているようですが、今も富良野に大きな影響を残している有名なテレビドラマです。
脚本を書かれた倉本聰さんは富良野に住んでおられ、時折お見かけします。
富良野に住んで、“北の国から”のビデオを見てしまうと、間違いなく涙腺が崩壊します。
医学生のみなさんへ
田舎ではありますが、観光地だけあっておいしい洋菓子店やレストランがあります。
夏のラベンダー、冬のスキーをはじめ、1年を通して楽しみがある土地です。
医学生のみなさん、将来は富良野に住み、そして一緒に働いてみませんか。
当院では独自に、すべての大学の医学生を対象に地域医療貢献実習を行っています。
夏休み(あるいは冬休み)の5日間(月~金)に当院において実習を受けるほか、富良野市の保健師と連携して老人会に出向いて健康教室を行います。
この実習に要する宿泊費、食費の学生の負担はなく、交通費(上限あり)も支給し、かつ奨学金5万円を出します。
医療面のみならず、地域住民との交流などを通して地域の実際を理解してもらうことが、この実習の目的です。
また富良野市では、旭川医科大学医学科在学生を対象に月額5万円の修学資金の貸付を行っています。
条件は、①医師国家試験合格後、富良野協会病院で1年以上初期研修、旭川医科大学の各科プログラムで2年以上後期研修する、
②毎年1回当院の地域医療貢献実習に参加する、と貸付金返却は不要となるというものです。
この事業により、これまでに13名(卒業7名、在学6名)が、修学資金を得ています。
病院の概要
富良野二次医療圏のセンター病院であり、唯一の総合病院です。
地域に密着しており、患者さんの顔が見え、地域の人々とふれあえる医療を展開しています。
常勤医は多くありませんが、科の壁がなく、たいへんまとまりのよい医局です。
また、富良野地域の時間外救急医療は医師会の協力を得て、当院救急センターにおいて行っています。
したがって、当院には一次から三次医療に至る偏りのない豊富な臨床症例があります。
小児科紹介
富良野2次医療圏唯一の小児科診療(入院・外来)施設です。
4人の常勤医がいます。
小児科病棟は25床です。
病棟保育士も常駐しています。
2022年4月~2023年3月の平均患者数は、1日あたり入院が8.4人、外来が83.5人でした。
当科の特徴として、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の協力の下、小児リハビリに力を入れていることがあげられます。
現在、発達障害や脳性麻痺などの小児175人が当院のリハビリに通っています。
当院には院内学級があり、慢性疾患の児が授業を受けながら入院治療を受けることができます。
また、当院は感染症の検査体制が非常に充実しています。
このため、感染症患者が多い小児科にとしては、診療や感染対策のほか、臨床研究もとてもやりやすい環境が整っています。
研修医の方へ
当院は初期臨床研修病院であり、後期研修医も受け入れています。
当科における臨床研究あるいは症例について、当科所属医師が書いた主著論文は最近7年間で10編あります。
このうち3編は当科初期研修あるいは後期研修医の論文です。
当科では、専門医取得に必要な“reviewerのいる医学雑誌に主著論文を掲載”という条件をみたすような臨床研究の指導ができます。
当院での研修に興味のある方は、お問い合わせください。
- 田中亮介、他:インフルエンザ菌b型ワクチン接種後にHib肺炎,菌血症を生じた1例 日本小児科学会雑誌 118:42-46, 2014 (田中亮介先生は当科で後期研修中でした)
- Fujio Kakuya, et al.:Genetic point-of-care diagnosis of Mycoplasma pneumoniae infection using LAMP assay. Pediatr Int. 56:547-552, 2014
- Fujio Kakuya, et al.:Clinical findings in 10 children with H275Y Influenza A(H1N1)pdm09 virus infection. Pediatr Int. 57:888-892, 2015
- 黒田真実、他:マイコプラズマ下気道感染の診断におけるLAMP法と抗原迅速診断キットの信頼性の比較 日本小児科学会雑誌 121:577-582, 2017 (黒田真実先生は当科で後期研修中でした)
- Fujio Kakuya, et al.: Comparison of oropharyngeal and nasopharyngeal swabs for the detection of Mycoplasma pneumoniae lower respiratory tract infection. J Pediatrics 189:218-221 2017
- Fujio Kakuya, et al.: Acute Pharyngitis Associated with Streptococcus dysgalactiae Subspecies equisimilis in Children. Pediatr Infect Dis J. 2018;37:537-542. (小児科の世界的な教科書Nelsonに引用されました)
- 大久保仁史 他: 一総合病院からみた家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体の頻度について 小児科学会雑誌 2019 123: 1290-1292
- Fujio Kakuya, et al.: Effectiveness of baloxavir marboxil against influenza in children. Pediatr Int. 2019 61:616-618. (2019年更新の日本感染症学会提言~抗インフルエンザ薬の使用について~、および日本小児科学会インフルエンザ治療指針に引用されました)
- 若林伊織 他: 富良野地域における 2015/16から 2018/19まで 4シーズンのインフルエンザワクチンの有効性の比較 小児感染免疫(日本小児感染症学会雑誌) 32:333-344 2020 (若林伊織先生は当院で初期研修中でした)
- Fujio Kakuya, et al.: The First Pediatric Patients with Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) in Japan: Risk of Co-Infection with Other Respiratory Viruses. Jpn J Infect Dis. 73:377-380. 2020
病院の今後の予定
他の医療機関や行政機関との連携のもと、今後とも富良野の医療を支えていきます。
病院ホームページ (https://ssl.hokushakyo.jp/furano-hospital/)