循環器グループ

旭川医科大学病院は、北海道の北部と東部の小児循環器疾患のセンター病院として機能しており、北は稚内、東は知床から、時には重症な先天性心疾患をもつ患者さんがヘリコプターで搬送されてくるなど、心疾患をもつ数多くの小児患者が受診します。

小児循環器診療チームとして国内留学を経験した教官およびシニアの医員や後期研修医がそれらの患者さんを担当します。

 

大学病院外来:小児循環器外来は月・火曜日午前と水曜日午後に行っています。

年間外来患者数は約1300人、そのうち外来心エコーは800件。

対象疾患は新生児から成人期までの先天性心疾患、肺高血圧、不整脈、心筋症、川崎病などの循環器疾患です。

産科との協力で水曜日午後に胎児心エコー検査も外来で施行しています。

 

大学病院病棟:小児循環器疾患の患者の診断検査・心不全管理、そして心臓外科医や新生児科医と協力して周術期管理を、小児科病棟、ICU、周産母子センターでおこなっています。

年間の小児病棟(ICUを含む)における循環器入院患者数は約140名、周産母子センターにおける循環器入院数は約5名。

心臓カテーテル検査の件数は約70件で、薬物負荷試験や心内電気生理検査の他、バルーン拡大術・コイル塞栓術・ステント留置術などのカテーテルインターベンションも施行しております。

搬送風景

重症大動脈弁狭窄に対するカテーテル治療

 

研究テーマ

MRIを用いた小児心疾患患者の心機能・心筋性状および血行動態解析

 

小児心疾患患者における各種心血管薬の血中濃度解析

成人と小児における肺血管拡張薬の薬物動態比較 (Nakau K et al.Pediatric Int : 2016 24 March)

カテコラミン誘発多形性心室頻拍における運動負荷心電図所見とフレカイニド血中濃度の関連 (岡秀治 他.日本小児循環器学会雑誌 : 33(1) 61-65 2017)

 

血清バイオマーカーと心血管機能パラメーターの関連

先天性心疾患術後患者におけるⅣ型コラーゲンは右室拡張末期圧および中心静脈圧とよく相関する (Oka H et al.Pediatric Cardiology : 2021 05 January)

 

専門医研修施設認定

  • 日本小児循環器学会専門医制度修練施設
  • 胎児心エコー専門施設