血液・腫瘍グループ

メンバー

更科岳大(助教)(2002年卒)

日本小児科学会専門医/指導医、日本血液学会専門医/指導医、日本小児血液・がん学会専門医/みなし指導医/白血病リンパ腫委員会委員、日本造血・免疫細胞療法学会認定医、日本小児がん研究グループ施設研究責任者、小児白血病研究会(JACLS)ALL小委員会委員・QOL小委員会副委員長

留学 神奈川県立こども医療センター血液腫瘍科に留学

 

鳥海尚久(助教)(2003年卒)

日本小児科学会専門医/指導医、日本血液学会専門医、日本小児血液・がん学会専門医、日本造血・免疫細胞療法学会認定医、日本小児がん研究グループ施設実務担当者

留学 東京大学医科学研究所/慶応大学医学部血液内科

 

櫻井由香里(医員)(2012年卒)

日本小児科学会専門医

留学 神奈川県立こども医療センター血液腫瘍科

 

松本尚也(医員)(2014年卒)

日本小児科学会専門医

2021年4月より神奈川県立こども医療センターへ留学中

 

診療内容

小児から思春期・若年成人を対象とした血液疾患(白血病・リンパ腫などの造血器腫瘍、再生不良性貧血などの造血障害、血友病などの先天性凝固異常症など)や固形腫瘍(脳腫瘍、神経芽腫、骨肉腫や横紋筋肉腫などの骨軟部肉腫、網膜芽細胞腫、肝腫瘍、腎腫瘍など)の診断・治療を行っており、道北・道東の広い医療圏を当科で担っています。
白血病や悪性固形腫瘍など、いわゆる小児がんの治療には、抗がん剤治療、放射線治療、外科治療そして(骨髄移植やさい帯血移植など)造血細胞移植を組み合わせた集学的治療が必要ですが、小児外科、放射線科など院内の他診療科とも緊密に連携をとり、それらを全て自施設で実施しています。また、陽子線治療を希望される場合には、陽子線治療施設と連携して治療を行うことができます。

小児がん治療は、月単位の入院が必要になることが少なくありませんが、当院には病棟保育士や病棟心理士、病棟薬剤師、医療ソーシャルワーカーが在籍し入院中の児や家族の様々な支援を行っています。
また、院内学級を設置し、また旭川医科大学の学生ボランティアと連携して学童期以降の学習サポートなどにも力を入れています。

 

<日本小児がん研究グループ>

更なる治療成績の向上のため、全国で同様の疾患を診療している多くの小児がん診療施設とともに、日本小児がん研究グループ(JCCG)に所属し、多施設共同の臨床研究を行っています。

 

<小児がん経験者の晩期障害>

治療の進歩によって小児がん患者の長期生存が可能となりました。
一方で、小児がん経験者(CCS)では、抗がん剤治療や放射線治療、造血幹細胞移植による晩期障害が生じることが明らかになってきました。
晩期障害は、治療の内容によりますが、低身長、ホルモン異常、学習障害、性腺機能不全、不妊、2次がん、心合併症など多岐にわたります。
治療が終了した後も長期にわたって注意深くフォローアップを行い、小児がん専門医だけでなく、内分泌専門医、循環器専門医などによる診療が必要となることがあります。
当科では、小児内分泌、小児循環器、小児神経などの専門医はもちろんのこと、血液内科などの成人科と連携して成人期以降も診療が可能です。
また、院内だけではなく、他の医療機関と連携して診療する、いわゆる病診連携・病病連携を積極的に行っています。
もし、他施設で小児がん治療を受け、体調などに不安を抱えていらっしゃる方がおられましたらいつでもご相談ください。

 

診療実績

新規患者の推移

疾患 2017 2018 2019 2020
白血病/リンパ腫 8 7 6 1
その他血液 2 3 3 7
脳腫瘍 0 4 0 3
固形腫瘍 10 3 6 3
合計 19 17(21) 15(16) 13(16)

 

入院患者数

2017 2018 2019 2020
全入院患者 59 64 114 105
移植患者 5 4 5 1
死亡 1 2 2 1

 

 

研究テーマ

  • 小児がん治療と心毒性
  • 自己免疫性好中球減少症の病態解明
  • 急性リンパ性白血病細胞における6メルカプトプリン代謝
  • 小児難治性悪性腫瘍に対する抗がん剤感受性試験による治療法の開発
  • ユーイング肉腫ファミリー腫瘍の病態解明
  • 先天性葉酸吸収不全症の病態解明

 

専門医研修施設、その他の認定

  • 日本小児血液がん学会専門医研修施設
  • 日本血液学会専門研修施設
  • 造血細胞移植施設認定
  • 日本がん治療認定医機構研修施設
  • 日本免疫不全症DB連携施設
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