ホドホドに

今が一年で一番寒い時期、のはず。

ところが今年は暖かい日が多く、

大学構内の道路は雪解けが進み、

私にとってのウインタースポーツ「JOSETSU」&「HAISETSU」も、最近全然やる機会がありません。
今年は明らかに消費カロリー不足。

今から約120年前の明治35年の今日、ここ旭川では日本最低気温の「氷点下41℃」が観測されたそうですが、気候変動の影響で北海道では真冬日自体が減っているようです。
極寒は嫌ですが、ホドホドに寒くないと色々心配になってしまう。

そうは言いつつ先月の枝幸出張では、

ちょうど暴風雪警報が発令された日で、猛吹雪のため予防接種外来の予約は8割方キャンセル。
一般の外来も受診者は少なく、でも受診した患者さんは全員がインフルエンザAだったという、実に極端なものでした。

ちょうど受験シーズンですが、天候だけじゃなく感染症流行もホドホドになってほしいですね。

で、ホドホドといえば、先日医局で見かけた北海道新聞の一面に、

人気観光スポットである美瑛町の白樺並木伐採の記事が載っていました。
昨今問題となっているオーバーツーリズムが大きな理由の一つだそうです。

なくなっちゃったんですね、これ。
大学から車で約20分、私の癒しスポットの一つだったのに…。

でも残念ですが、地元農家の方達のことを考えると仕方のないことだと思います。
観光地に住む住民の多くは「もっとたくさん」でも、「もうたくさん」でもなく、「ホドホドに」観光客に来てほしいと希望している、なんていうアンケート調査結果もあるそうで、

こういう景色とか地元の方の生活を守るために、訪れる私達が考えなければならないことって色々あるんじゃないかな。

大切なものを守るために、ホドホドの精神も忘れずにいたいですね。

ちなみに、

私のような消費カロリー不足の方は、大切な健康を守るためにこういうのもホドホドに。