佐々木勇気先生の論文が掲載されました

循環器グループの佐々木勇気先生の論文が、Cureusに掲載されました。

Evaluation of Right Ventricular Myocardial Properties Using Systolic Myocardial T1 Mapping.
Sasaki Y, Oka H, Nakau K, Shibagaki Y, Ito K, Imanishi R, Shimada S, Akiho Y, Fukao K, Nakagawa S, Iwata K, Takahashi S.
Cureus. 2024; 16(8): e67797.

以下、論文の要旨です。
先天性心疾患術後合併症の一つに肺動脈弁逆流や狭窄がありますが、それによる右室心筋の障害の程度を評価することは容易ではありません。我々は心臓MRIのT1 mappingを用いて、右室心筋を評価する検討を行いました。結果として、右室負荷を持つ患者群では健常者と比較して、右室心筋T1値が上昇していることがわかりました。収縮期のT1 mapping撮影は、右室心筋性状を定量評価できる可能性があり、今後さらに検討を重ねたいと思います。