小野田 ひかる
卒業年 | 令和2年(2020年) |
これまでの経歴
2020.4 | 旭川厚生病院 初期研修 |
2021.4 | 旭川医科大学 初期研修 |
2022.4 | 富良野協会病院 |
2023.4 | 名寄市立総合病院 |
2024.4 | 旭川厚生病院 |
2025.4 | 旭川医科大学 |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
実は医学部に入学した当初は、小児科は選択肢にありませんでした。
しかし、初めての実習で小児科を回った際に、子どもたちと触れ合うことの楽しさや、病気と闘う子どもたちをサポートすることのやりがいを感じ、小児科医を志すようになりました。
また、私が生まれ育った道東・道北地域の方々に貢献したいという思いもあり、母校である旭川医科大学を選択しました。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
どの先生方もとても優しく、若手の悩みや疑問に親身になって相談に乗ってくださり、手厚いサポート体制が整っていることです。
また、旭川医大の関連病連では、一般的な疾患から専門的な疾患まで多様な症例に触れることができ、小児科医としての総合力を身に着けることができると実感しています。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
入局を正式に表明したのは、6年生の小児科ガイダンスの時でした。
もともと小児科への入局を考えてはいたのですが、ガイダンスの際に同期が次々と入局を表明しているのを見て、流れに乗るような形で私も決意を固め、表明しました。
Q: 1日や1週間の働き方は?
大学で小児科専攻医として、数ヶ月ごとに専門グループをローテーションしながら診療を行っています。
現在は小児神経グループで研修中です。
1日の基本的な流れは、朝8時頃に病棟へ行き入院患者さんの状態を確認することから始まります。
8時30分からカンファレンスがあり、その後は病棟業務が中心です。
17時に夕方のカンファレンスがあり、回診が終わると勤務終了になります。
週に一度、火曜日に小児科全体のカンファレンスがあり、他グループとの情報共有や意見交換を行います。
その他、大学病院で日当直が週に1回程度、外病院への出張や地域の乳幼児健診などが月に数回あります。
休日に関しては、事前に連絡をすれば休み希望が通ることも多く、仕事とプライベートのバランスを取りながら働くことができる環境だと思います。
学生、研修医へメッセージ
小児科は時に大変なこともありますが、それ以上に大きなやりがいを感じられる科だと思います。
ぜひ皆さんと一緒に働ける日を心より楽しみにしております。
佐久間 健
卒業年 | 令和2年(2020年) |
現在の所属 | 旭川医科大学 小児科 |
これまでの経歴
2020.4 | 旭川厚生病院 初期研修 |
2021.4 | 旭川医科大学病院 初期研修 |
2022.4 | 旭川厚生病院 |
2023.4 | 網走厚生病院 |
2024.4 | 市立稚内病院 |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
AO枠勢のため旭川医大の医局に所属する必要があり、学生で実習した際に小児科の先生方の温かさや医局の雰囲気の良さが決め手となりました。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
年次の近い先輩方や中堅以上の先生方が優しく、志が高い人ばかりなので、自らもモチベーションを高く保つことができる点が魅力です。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
6年生の夏頃に当時の医局長の先生に直接メールし、教授にご挨拶しました。
研修医でもう少し考えてからにするか、小児科に決めてから研修医期間を過ごすか迷いましたが、自らの直感を信じて決めました。
Q: 1日や1週間の働き方は?
現在は内分泌グループをローテーションしています。
8時頃に出勤し、カルテなどで患者さんの情報を把握し、8時半に朝カンファレンスで入院患者さんのプレゼンを行います。
その後朝回診を行い、病棟業務、入院対応等を行います。
時間があれば、治療方針に関連する文献検索や疾患の勉強を行います。
夕方のカンファレンスは16時半です。それまでに情報をまとめてプレゼン、夕回診で一日は終了です。
学生、研修医へメッセージ
それぞれのワークライフバランスや他科と悩んでいる人もいると思います。
そんな方々へお伝えします。
苦しんでいる子供達を笑顔にできる、成長する姿を見守ることができる職業は小児科しかありません。
一度でいいので小児科医として働く自分を想像してみてください。
そこにあなたの答えがあります。
藤井 未帆
卒業年 | 令和2年(2020年) |
現在の所属 | 旭川医科大学小児科 |
これまでの経歴
2020.4 | 旭川医科大学 初期研修医 |
2022.4 | 産休・育休 |
2023.4 | 遠軽厚生病院 小児科 |
2024.4 | 旭川厚生病院 小児科 |
2025.4 | 旭川医科大学 小児科 |
学生、研修医へメッセージ
私は小1から医者を目指し、子どもが好きだったことから小5の時に漠然と「小児科医になりたい」と思うようになりました。
旭川医大に入学し講義、ポリクリでいろんな科に触れましたがその思いは揺るがず、6年生の6月に小児科説明会で入局を表明しました。
私は前期入学で、卒業後は地元の千葉に帰って研修しようと考えていました。
しかし卒業前に結婚した夫が北海道出身で、奨学金の関係で9年間は道内勤務が必要だったので、母校である旭川医大への入局を決めました。
旭川医大小児科は関連病院も含め優しく教育的な先生ばかりで、この医局に入ってよかったと感じる毎日です。
私は初期研修の終わりに妊娠し、専攻医1年目は産休・育休スタートでしたが、先生方の心遣いにより不安を感じることなく出産、育児に臨めました。
専攻医として同期からは1年遅れをとりましたが、母として経験できることは小児科診療に役立つことばかりでした。日々の勉強や仕事もまた自身の育児に役立つので、どの診療科よりも仕事と子育てが生活の中で共存させやすい科だと思います。
小児科の魅力の一つは、患者さんの治療だけでなく成長を見守ることができる点だと思います。
未来ある子どもたちを相手にしている分、より責任をもって関わらなければいけませんが、そこがやりがいと感じます。
一人でも多くの皆さんと一緒に小児科で働ける日を楽しみにしています。
石若 久海子
卒業年 | 令和2年(2020年) |
これまでの経歴
2020.4 | 旭川厚生病院 初期研修 |
2022.4 | 名寄市立総合病院 |
2023.4 | 広域紋別病院 |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
もともと発達障害の診療に興味があり児童精神科医を志しておりましたが、
「心をしっかりみるためには、身体疾患を必ず除外する必要がある。まずは小児科からその道を目指すのも良いのでは?」と同門の先輩からアドバイスをいただいたことをきっかけに、小児科に興味を持つようになりました。
また、道北道東推薦で入学し卒業後は自大学に所属する必要があったので、そのまま小児科に入局を決めました。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
大学の各グループ・関連病院間での垣根が低いことです。
地方であっても専門家の意見をうかがいながら質の高い診療を行うことができるのは、患者さんにとっても、我々若手小児科医にとっても非常にメリットがあると思います。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
初期研修を市中病院で行いたいと考えていたため、6年生のアドバンス実習で小児科学会に参加させていただいた際に入局を表明し、医局長と相談して初期研修先を決めました。
Q: 1日や1週間の働き方は?
広域紋別病院では主に病棟診療と週に1回の外来、周辺地域の乳幼児健診などを担当させていただいております。
看護学生さんに対する講義も行う予定です。
毎朝・夕にカンファレンス/回診を行い、日中は入院患者さんの処置や病棟のcall対応が主な業務です。
全科当直は月2-3回、小児科当番は月10回前後です。月のほとんどは市内にとどまる必要がありますが、患者さんの数は少なめなので、入院時から退院後の外来フォローまでひとりひとり丁寧に診療ができて、自分の勉強の時間もしっかりとれるのが良いところです。
当番の際は上の先生が必ずバックについてくださっているので、判断に迷う場合や人手が必要な時は、いつでも相談ができます。
他科の先生もお優しい方ばかりで、全科当直の際も困ることは少ないです。
学生、研修医へメッセージ
小児科同期の中で一番早く入局を表明しましたが、後悔したことは一度もありません。
一生飽きなく勉強できる奥の深い科です。
将来一緒に働ける日を心待ちにしています。
田丸 英樹
卒業年 | 平成31年(2019年) |
現在の所属 | 旭川厚生病院 小児科 |
これまでの経歴
2019.4 | 旭川赤十字病院 初期研修医 |
2020.7 | 旭川医科大学病院 初期研修医 |
2021.4 | 旭川厚生病院小児科 |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
実習や研修を通して、出身地の医療に貢献している先輩方を見て母校の小児科を選びました。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
教育的な指導医が多く、日々鍛えてもらえること。
各診療グループが揃っていて、各グループの垣根が低く、専門的な診療に参加したり勉強したりしやすいこと。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
初期研修を市中病院で行いたかったため、6年生のアドバンス実習の時に医局長に相談し、入局と初期研修先を決めました。
Q: 1日や1週間の働き方は?
8時ごろに病院に行き、担当患者の回診をして、8時半にカンファレンスでプレゼンします。
その後は病棟業務をこなしながら、新たな入院の対応をします。
新たな入院の状況に応じて、夕方のカンファレンスや帰る時間は変動します。
業務が終わった後は、自己研鑽の時間に当てています。
当直に関しては月に7回前後当たります。厚生病院はワークライフバランスも配慮されていて、当直明けは担当患者に関する仕事が終われば帰ることができます。
土日も当番だったり、重症患者を担当したりしていなければ休むことができるので、仕事とプライベートのメリハリがついていて働きやすいです。
3年目はつらいことも多いですが、主治医として担当したこどもが元気に笑顔で帰っていく姿を見られるのはとてもうれしく、やりがいを感じる日々です。
学生、研修医へメッセージ
小児科は患者さんやその家族のために何が最善かを考えて提供するという、プロフェッショナリズムが強い科だと思います。
患者さんのために医療を提供するプロフェッショナルを一緒に目指しませんか?
皆さんと一緒に仕事をできることを楽しみにしています。
柴垣 有希
卒業年 | 平成30年(2018年) |
現在の所属 | 遠軽厚生病院小児科 |
これまでの経歴
2018.4 | 砂川市立病院 初期研修医 |
2020.4 | 名寄市立総合病院小児科 |
2021.4 | 遠軽厚生病院小児科 |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
AO枠での入試で旭川医大の医局に入る必要があったこと、地元(北海道名寄)で小児科をしたいと思ったことが主な理由です。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
情に深い先生たちばかりなので、関連病院も含めて温かい病院が多いです。
webでの勉強会や研修会なども多くあり、そういった指導体制が整っているところも魅力的です。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
他科と迷っていたので、初期研修2年目の秋頃でした。
道を先に決めている同期と比べて焦ることもありましたが、研修医のときに学生のときとは違った視点でじっくり考えることができたので、私のような人間にとっては、必要な時間だったなと思います。
それぞれに合ったタイミングでの入局を、いつでも歓迎してくれています。
Q: 1日や1週間の働き方は?
遠軽厚生病院では、主に病棟診療と、週に1回の外来を担当しています。
毎朝、夕に病棟カンファレンス、回診をして、日中は入院患者さんの対応、それが終わると、外来処置や、入院対応、ワクチン接種などをしています。
月に数回、近郊の乳幼児健診、学校・保育園健診などに行くこともあります。
当直は月に2〜3回、当番は月に12回前後です。当番は決まっていますが、いつでも上の先生に相談できる環境です。
学生、研修医へメッセージ
子どもたちのパワーと魅力に圧倒される、刺激的な毎日を過ごしてみませんか?
一緒に働ける日を楽しみにしています。
佐々木 勇気
卒業年 | 平成29年(2017年) |
現在の所属 | 旭川医科大学小児科(中期ローテーション) |
これまでの経歴
2017.4 | 網走厚生病院 初期研修医 |
2019.4 | 網走厚生病院小児科 |
2020.4 | 旭川厚生病院小児科 |
2021.4 | 富良野協会病院小児科 |
2021.7 | 旭川医科大学小児科(中期ローテーション) |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
AO入試で入学したため、旭川医科大学の医局にする必要がありました。
その中でも全身を診ることができる医師になりたかったため、小児科を選びました。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
初期研修1年目の夏頃です。
入局説明会や卒業時などに表明できれば良かったのですが、タイミングを伺っ入局を決めたのは5年生の秋頃です。
5年の春に小児科の臨床実習があり、それが終わったころには小児科に心を決めていました。
当時行われていた「ツボレクチャー」にも参加させていただき、入局を決めました。
Q: 旭川医科大学小児科を選んで良かったことは?
自身が疑問に感じたことを先輩医師が親身になって教えて頂けること。
大学病院に関わらず、関連病院勤務時代も同じように感じました。
Q: 1日や1週間の働き方は?
現在は循環器グループに所属しています。
8時頃 病棟に行き経過表のチェックなど
8時半 グループ内カンファレンス、回診
月曜日午後、水曜日午前はカテーテル検査があり、それの処置や見学など
ないときは新しい入院患者さんの診察や処置などを行います
16時半頃 夕方のグループ内カンファレンス、回診
それが終わると勤務終了です。
他は週に1回程度当直や外勤などがあります。
学生、研修医へメッセージ
まだ働き出して日は浅いですが、とても充実した日々を過ごさせていただいています。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!!
山村 日向子
卒業年 | 平成28年(2016年) |
現在の所属 | 旭川医科大学小児科(中期ローテーション) |
これまでの経歴
2016.4 | 旭川医科大学初期研修医 |
2018.4 | 網走厚生病院小児科 |
2019.4 | 名寄市立総合病院小児科 |
2020.4 | 旭川医科大学小児科(中期ローテーション) |
Q&A
Q: 旭川医科大学小児科を選んだ理由は?
グループ同士の仲が良いところ。
学生実習や初期研修で、ローテーション中じゃないグループの先生も声をかけてくださって、希少疾患の患者さんを一緒に診させてもらったり、処置を見学させてもらったりしました。
医師記録室でも、グループを超えて自然にディスカッションが行われています。
困ったときにみんなが相談に乗ってくれて、医会全体で指導してくれる、素敵な医局だと思います。
Q: 入局を表明した時期と、その流れは?
初期研修1年目の夏頃です。
入局説明会や卒業時などに表明できれば良かったのですが、タイミングを伺っているうちに、自身の結婚などイベントが続いて機会を逃してしまいました。
落ち着いたところで当時の医局長の先生に直接メールし、教授にご挨拶しました。
急な表明だったにもかかわらず、温かく迎えてくださりました。
思い立った時にまずは医局に連絡してみるのが良いと思います。
Q: 1日や1週間の働き方は?
中期ローテーション(内分泌グループ)
7:45 ホルモン負荷試験をする患者さんがいるときは、朝早く来て採血などをします。
8:30 朝のグループカンファレンス、回診
日中は入院患者さんの指示出しや処置をしたり、指導医の先生の外来を見学させてもらったり、調べものなど自分の勉強をしたりします。
急な入院(市中感染症のお子さんなど)があるときは慌ただしくなります。
17:00 夕方のグループカンファレンス、回診が終わると勤務終了です。
学生、研修医へメッセージ
大学も関連病院も、グループの垣根なく和気あいあいとした雰囲気が素敵な医局です。
小児科に少しでも興味がある方、ぜひ一緒に働きましょう!