プレイボール

先日訪れた横浜では、

あちこちで桜がきれいに咲いていました。

季節はもう春、桜前線も順調に北上中です。
とは言っても、ここ旭川で桜が開花するのはまだ1か月先のこと。

それでも、

先月降り積もっていた雪は、

もうここまで溶けています。今年の除雪最終ラウンドも無事終わったようで、日差しに暖かさを感じるようにもなりました。

大学も今日が入学式。ということで新年度、皆様は新しい生活をいかがお過ごしでしょうか。職場や環境が変わった方はもちろんですが、そうでない方でも4月から変化したものってあるのではないでしょうか。

私の周りでは、

例えば医師の働き方改革。大学では顔認証による出退勤打刻が行われますが、4月からは時間外労働時間の上限が決められただけではなく、休息時間の確保など、色々なルールが定められました。働く自分達の心身の健康を守り、そして、患者さんのためにより良い医療が行えるようにするための法律です。よく働き、しっかり休み、より質の高い医療を提供できるようにしたいですね。

さてこちらは、

4月から旭川市の周産期医療体制が変わり、市内の新生児搬送を大学病院のNICUが中心となって引き受けることになりました。新生児搬送の依頼が来たら、搬送用保育器をNICUから救急外来まで運び、そこでストレッチャーに乗せ替えて、そしてドクターカーに搬入し…という流れを、救急部も交えてみんなで確認しました。いざ出動!という時のためのシミュレーションも完了です。

そしてこちらは、

4月から大学勤務となった先生達の教室歓迎会の様子。かつての初期研修医あるいは小児科専攻医達が、関連病院でたくさんの経験を積み、一回りも二回りも大きくなって大学に帰ってきました。体まで大きくなって帰ってきた先生もいましたが、それはさておき、みんなそれぞれの立場でそれぞれの力を発揮してほしい。

「自分と他人の仕事を比べる必要はない。その代わり去年の自分と比べて下さい。そして去年の自分に負けないような仕事をして下さい」

これが、教授から彼らへのエールでした。

もうすでに新年度のプレーボールはかかっています。
1年なんてあっという間。私も去年の自分にだけは負けないよう、しっかり頑張ろうと思うのでした。