近くで見ると

医局の窓から見える旭岳。

いい眺めなんですが、いつも遠くから見てばかりじゃつまらない。ということで、先日ふと思い立って休日午後3時過ぎに家を出て、ロープウェイで標高1600mの姿見駅へ。紅葉も終わった時期の夕方ということもあってか訪れる人はまばらでしたが、

やっぱり近くで見ると迫力が違います。

時が経ち、段々と山肌が夕陽に染まっていきます。

遠く医局からでも十分きれいなんですが、

やっぱり近くで見ないと気付けない美しさがあります。赤く染まった、なんと神々しいお姿。往復3,200円もしたロープウェイ代の元は取れたかな。

他にも、最近近くで見て気付いたことをいくつか。

こちらは、大学図書館横の通路。

その通路にたくさん散り積もっている落ち葉には、

近くで見ると、色んな種類があることに気付きます。こうやって一枚一枚の落ち葉が集まって、朽葉色の道を作っているんですね。集団の中の個に目を向ける姿勢、忘れないようにしたいです。

そして、現在渡り廊下工事の影響で毎日行き来している屋外通路。

ピンクのウサギの反対側は、ただの生い茂っている雑草しか見えませんが、

近くで見ると、季節外れのラベンダーが咲いていることに気付きます。夏、一面に広がる色鮮やかな紫色の絨毯もいいですが、工事現場脇でそっと咲き続ける一輪のラベンダーにも心を奪われます。

そして、その工事期間中、雨の日のために設置された置き傘。

そのうちなくなってしまうんじゃないかと勝手に心配していましたが、

近くで見ると何やら文字が書かれていることに気付きます。
で、実際使ってみると、

これなら持って帰る人はいなさそうです。余計な心配はご無用、ちゃんと考えられていたんですね。

で、最後はこちら、先日大学に献血車が来た時のこと。

思わず近付いて確認しましたが、やっぱり間違ってますよね…。

でもこの程度の間違いなんてよくあること。ま、ご愛嬌ってことで。
しかもお陰で、多少の誤字はあっても、意味はちゃんと通じるってことに気付くこともできたのでした。