なくてはならないもの

前回の独り言のタイトルは「開花宣言」でしたが、

実は公開日だった5月5日には、近所の公園の桜はすでに満開でした。

この日、カロリー消費のために出かけた散歩でしたが、

立ち止まっては写真を撮り、

また立ち止まっては写真を撮り。

結局たいしてカロリーは消費できず、消費したのはスマホのバッテリーとメモリーぐらい。
でも、本来の目的は達成できなかったものの、私にとっては大満足のお散歩でした。

日本の春に、満開の桜は「なくてはならないもの」ですね。

日本独自の「お花見文化」も、古く奈良時代や平安時代から続いているものだそうで。

そういえば、私たちの教室でも、コロナ禍前までは「お花見」という公式行事がありました。
でも見上げていたのは、

桜の花ではなく藤の花。
いや、ジンギスカンとビールに夢中で、あまり見上げていなかったかも。
とにかくこの「お花見」、コロナ禍で中断して再開しないままになっています。こういう形で終わりを迎えた行事、つまり「あってもなくてもたいして変わらないもの」って、世の中には結構あるんじゃないだろうか。

例えば、

この満開の桜を見ている人たちにとっては、

足元に散っている花なんて「あってもなくてもたいして変わらないもの」なんだと思います。

でも、その散った花を見て、何かを感じる人だっているのかもしれない。

大勢の人にとっては「あってもなくてもたいして変わらないもの」でも、誰かにとっては「なくてはならないもの」だって、この世の中には結構あるんじゃないだろうか。

ということで、私にとって「なくてはならない」ものの一つ。

それが、

当直明けのラーメン・チャーハンなのはさておき、自分自身が1人でも多くの人にとっての「なくてはならない存在」になれるよう、日々頑張っていこうと思うのでした。