収穫の秋に向けて

だんだん、秋の足音が大きくなってきました。

大学構内を歩いていると、

木々が少しずつ色づいてきています。

当直していても、

夕焼けの時刻が早くなり、

朝日が昇るのが遅くなってきていることに気づきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、季節はそろそろ秋本番ですね。

そして秋といえば、「勉学の秋」。

ということで、こちら、

当教室が主催した、第76回北日本小児科学会。

実は学会期間中、

会場近くの買物公園では、北海道最大級の食のイベント“北の恵み 食べマルシェ”が開催されていました。

「食欲の秋」ということで、思わずこちらに引き込まれそうになりましたが、さすがに運営側の人間として学会をすっぽかす訳にはいきません。

そんなことしてバレたら、後が怖い。

「でも参加者側の人たちは、結構引き込まれるんだろうなー」と心配していましたが、

学会には200名以上の参加者がありました。

準備に不手際があったかもしれませんが、各種講演やセミナー、そして一般演題で多くの議論が交わされ、成功裡に終えることができました。
運営にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

学会に参加するたびに思うのは、重鎮の先生の講演からも、若手の先生の発表からも、そして自分の専門分野だけでなく専門外の話からも、必ず新しい学びがあるということです。
私自身、今回も本当に勉強になりました。

今回の学びが、これからの「収穫の秋」につながりますように。

ということで、参加者の皆さん、運営に携わった皆さん、そして病棟で留守を守ってくださった皆さん、それぞれの立場で本当にお疲れさまでした。