ちょい増し

先日の斜里出張。
3連休、道内冬祭りシーズン、そして春節ということで、きっとJRが混むに違いないと思った私。普段自由席キップしか買わないのに、この時ばかりは事前に指定席を購入し、いざ旭川駅へ。

この日は旭川冬まつりの最終日でもありました。人出は普段のちょい増しどころかかなり多く、そして私の周りでは外国語、関西弁、そして北海道弁と、色々な言語が飛び交っています。

そんな観光客達に紛れ、

道路にしゃがみ込んで雪だるまを撮影。元広島県人の私、いまだにこういうのって珍しいと思ってしまいます。

ついでに氷像も一枚。出張の荷物を抱えた私は、完全に観光客の皆さんと同化しています。というか、この時ばかりは心も観光気分。

その後、我に帰った私は駅前イオンで食料を購入し、網走行きの特急大雪に乗り込みます。

昨年引退したキハ183系に代わり、現在石北本線を走るキハ283系。この日の乗客数は、これまた普段のちょい増しどころか8割方席が埋まるぐらいの多さ。指定席買っておいてよかった。そして私の購入した指定席があるのは、

増結1号車。なるほど、乗客が多いなら車両も増やせばいいんですね。そんな、普段よりちょい増しされた車両に乗る人達の多くは、流氷観光が目的なんでしょうね。私の目的はもちろんお仕事なんですが、

ちょっとだけでも流氷見たいなあという願いを形にして、流氷ドラフトで一杯。

そしていつもより一品増しの夕食を食べ、ちょっと寝て、ちょっとお仕事して、もう一回ちょっと寝たら、目的地に到着です。本当は寝る時間じゃなく仕事の時間の方をちょい増ししなきゃいけないのに…。

さて翌日は3連休明けということもあり、外来患者数は普段のちょい増しでした。検査やら入院紹介やら予防接種やら、それなりに忙しかった診療を終え、夕方帰路につきます。

これは網走駅までの送迎車から見た、夕暮れの濤沸湖。仕事を終えた開放感も手伝い、ちょっとした観光気分になります。

そして、

願い通り、オホーツク海を埋め尽くす流氷が見えました。いやー、流氷って本当にすごいですね。いつ見ても感動的です。

そして網走駅に着くと、

きれいな夕焼けがお出迎え。なんかいい感じです。

ということで、いつもより観光気分がちょい増しになった私。そんな浮かれ気分の私が乗り込んだ帰りの特急オホーツクで、仕事の時間がちっとも増えなかったのは言うまでもありません。本当は、もう”ちょいマシ”な時間の使い方をしなきゃいけないのに…。