学会旅日記 第13回

この度、旅日記委員長より北日本小児科学会の旅日記担当に任命されました専攻医3年目の田上です。今回学会へ参加しましたのでこちらでご報告致します。

今回の北日本小児科学会は新潟で開催されるとのことで、旭川を出発し、新千歳空港から新潟へ向かいました。道中の写真はありません。なぜなら緊張し、その余裕がなかったのです。

今回は、特発性中枢性思春期早発症が旭川とその周辺地域でどれくらいふえているのか?をテーマとして発表して参りました。この場をお借りして、調査にご協力下さった東神楽町、東川町、美瑛町、鷹栖町、比布町、当麻町、愛別町、上川町の役場の皆様にお礼申し上げます。

そんなわけで、私の発表は午前の部で行われました。聴衆は数十人ほどいましたでしょうか。そんな周りに目を向ける余裕もありませんでしたが、発表は無事終了しました。

伝わりますでしょうか、この安堵した表情。自分なりに課題を残すものではありましたが、無事に発表を終えることができました。

発表の後は、新潟大学主催の若手小児科によるグループディスカッションに参加しました。今回のテーマは「感染症」とのことで他大学の先生方と交流しながら、感染症について「このときはどうするか」を話し合いました。多くの施設・大学の先生方と意見を交換できたことはかなり良い経験となりました。

最後に、新潟を少しだけ紹介します。

こちらは国指定重要文化財の萬代橋です。かなり年代を感じますがまだまだ現役に橋として使われています。年月が経っても多くの人を支えられる、そのような人間になっていければと感じておりました。

次はもっと余裕のある発表ができるようさらに一回り成長してこの旅日記に帰って参ります。

専攻医 田上 晃弘