セミナー旅日記-岐阜編

早朝5時、旭川駅に到着した私がふと空を見上げると、

空には虹がかかっていました。まだ行き交う人々が少ない時間。この虹を見ている人って少ないんだろうなと思うと、なんだか得した気分。
で、なぜ私がこの時間に旭川駅にいたのかというと、とある学会のセミナーにスタッフとして参加するためなのでした。

早朝の旭川駅は、

相変わらず閑散としていました。

せっかく虹が出ているのになー、なんて思っていると、発車する頃には外は土砂降りの雨に。

でも雨なんて私には関係ありません。なぜなら、

人生で初めて足を踏み入れた地、岐阜県はこの青空。駅前の織田信長像が金色に輝いています。ここからタクシーで移動し、

自宅から約8時間かけて、やっと会場に到着です。このセミナーは、新生児医療を志す全国の若手医師が集まる3日間の長丁場のもの。開始時刻直前に到着した私は、腹が減っては戦ができぬということで、

岐阜のソウルフード、「冷やしたぬきそばダブル」をかき込み、セミナーに臨んだのでした。

私がこのセミナーに関わらせて頂くのは今回で4回目。初めの2回はコロナ禍でweb開催でしたが、昨年からは現地開催が復活し、今年も会場は全国各地から集まった多くの若者達の熱気で溢れていました。ほぼ初対面の人達が日に日に仲良くなっていき、連絡先を交換し合い、そしてお互いの健闘を誓い合ってそれぞれの持ち場に帰っていく。参加者の皆さんは、このセミナーを通してたくさんの知識を得て、そしてたくさんの仲間ができたのではないでしょうか。

会場から遠く山頂に見える岐阜城には行けませんでしたが、私自身も多くの出会い、そして多くの収穫がありました。来年はどんな出会いがあるだろう。今から楽しみです。

さて充実の3日間を終え、

お昼過ぎに帰路についた私は、

行きと同じく約8時間かけて旭川駅に到着。移動が一番疲れましたが、それでも参加した甲斐がありました。

で、セミナーが充実していたということは、あまり岐阜らしさを体感できなかったということ。観光はおろか、岐阜でお土産すら買うことができませんでした。いや、それっていいことなんですけど。

ということで、職場へのお土産は途中のセントレアで物色。でも岐阜のものは何一つなく、名古屋のものばかり。仕方がないと言ってしまえばそれまでなんですが、せっかく岐阜に行ったのに、名古屋土産を買って帰るのも変だよなーと思った私が悩んだ末に購入したお土産は、

三重県は伊勢名物の赤福だったのでした。