記憶力の問題

先日、旭川駅にやってくると、

ナナカマドの実が赤く色づいていました。
まだまだ真夏日が続く地域も多いみたいですが、ここ旭川では少しずつ秋の訪れを感じるようになりました。

で、なぜ私が旭川駅に来たかというと、こうやって小さい秋を探したかったわけではなく、

特急カムイに乗るため。
そして札幌経由で新千歳空港に到着後、飛行機と電車を乗り継いで約6時間。

やってきたのは、

杜の都、仙台。

ここで行われた、

第77回北日本小児科学会に参加してきました。

ちょうど学会の期間中、仙台ではジャズフェスティバルも開催されていて、

街の至る所に人だかりができていました。

ちなみに仙台はジャズの街なんだそうです。
仙台を舞台にした「BLUE GIANT」というジャズの漫画もあって、

ご当地マンホールのデザインにもなっています。

さて肝心の学会ですが、こちらもジャズフェスティバルに負けず劣らずの盛況ぶりでした。

旭川医大小児科からは、医学科5年生2人と6年生2人、初期研修医1人、教室員3人の計8人が発表しました。
私の記憶では、北日本小児科学会における旭川医大小児科史上最大の演題数。
しかも、その半分が医学生の発表です。

学生のうちから学会発表をするなんて、その心意気が実に素晴らしい。
そして皆さん、堂々たる発表ぶりでした。

翻って、自分が医学部5年や6年の時に何をやっていたか記憶を辿ってみると…
多分たいしたことやっていなかったんでしょうね。
あまり思い出せません。

少なくとも学会発表はおろか、学会に参加しようなんて考えもしていなかったし、もしかしたら学業自体をおろそかにしていたかも。
ああ、お恥ずかしい。

そして、しっかり歳だけは取った私が学会に参加すると、必ずと言っていいほど遭遇する出来事。
それは、学生や研修医だった頃に私が指導に関わった先生たちが、「お久しぶりです!」って挨拶に来てくれること。

成長した彼らが活躍している姿を見るのはとても嬉しいのですが、顔や名前を覚えるのが大の苦手な私。
「おおー、元気?」なんて言いながら、実はなかなか思い出せない。

今回もそうでした。
しかも3人…。

ああ、お恥ずかしい。
と同時に、本当に申し訳ない。

ちなみに今回の学会最終日、

お昼にしっかり牛たんを食べたにも関わらず、夕食用に仙台空港で牛たん弁当を買ったのは、決して記憶力の問題なんかではなく、私の自制心の問題なのでした。