昼か夜か

夏至を過ぎましたが、まだまだ日が長いですね。

こちらお馴染み(?)、当直室からの眺め。

最近は19時を少し回ったところで日の入りを迎えます。ああ、今日も1日が終わる。

夏至の頃は19時半を回ってもこの明るさでした。夕方から夜へと移り変わっていく空の色。少しだけ残るオレンジ色の空が、今日1日の疲れを労ってくれているかのよう。でも実は、これから当直だったりするのです…。

こちらは雲の隙間から見える夕焼け。

控えめながらも鮮やかな黄金色が目を惹きます。

こちらは雲が赤紫に染まっています。

同じ19時過ぎの当直室から見える空ですが、こうやって気まぐれに様々な表情を見せてくれます。

さてこちらは、

同じく当直室からの眺めなんですが、実は早朝3時台の空。
広島県出身の私、旭川に来た当初はこんな早い時間に外が明るくなることにとっても驚きました。特に学生時代、試験勉強の一夜漬けの時、「やばい、もう空が明るい。時間がないけどどうしよう…あれ?まだ3時台?」って。

それにしても、この時期の北海道は日の出も早くて日の入りも遅いです。明るい時間が長いんですね。そういえば、夏至のことを「一年で最も昼の時間が長い日」って言いますが、私はちょっと納得がいきません。だって3時も19時も昼じゃないもん。

これは2年前、出張帰りに見た夏至の日没。

これを「昼」の景色だと思わないのは私だけじゃないはず。どう考えても一日を昼と夜だけに分けるのは無理があると思う。

ちなみに私の中の一日は、
7〜9時が「朝」、
10〜11時が「午前」、
12〜13時が「昼」、
14〜15時が「午後」、
16〜17時が「夕方」、
18〜1時が「夜」、
2〜4時が「深夜」、
そして5〜6時が「早朝」に分かれます。

なので、

これは7時台、つまり、朝医局から見えた旭岳で、

これは17時台、つまり、夕方医局から見えた旭岳で、

これは18時台、つまり、夜実験室から見えた三日月で、

これは5時台、つまり、早朝当直室から見えた朝焼けです。

で、皆さんもそれぞれに一日の時間の分け方ってあるんじゃないでしょうか。例えば11時は昼だ、とか、15時は夕方だ、とか、4時は早朝だ、とか。

ということで、私の中の一日の区切りなんてどうでもいい情報でしたね。
そしてそんなどうでもいい情報なんて、落ち着いた当直の2時台、つまり、深夜に書くようなことではないのでした。