港のヨーコ・ヨコハマ・旅日記

先日学会に参加するため、診療が終わってから一路横浜へ。
土砂降りの旭川から、羽田行きの飛行機に搭乗しました。

“街の灯りが とてもきれいね
ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ”

着陸間際、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が頭の中で流れますが、もちろん見えているのは東京の夜景です。

で、こっちが本物のヨコハマの夜景。宿泊する桜木町に着いた頃にはもう日付が変わろうとしていたのに、まだ街は明るさに溢れていました。そして、

“待ち合わせ場所 いつもの桜木町に
君はもう来ない“

ゆずの「桜木町」も寂しい歌ですが、そもそも誰とも待ち合わせしていない私は疲れた身体と重い荷物を引きずって、独り寂しく桜木町駅前のホテルにチェックイン。

“よこはま たそがれ
ホテルの小部屋“

五木ひろしの「よこはま・たそがれ」の一節を口ずさみながら、ホテルの部屋に濡れた傘を広げ、着替えて手を洗って歯を磨いたら、翌日からの学会に備えて早々に就寝です。

そして翌朝。スーツに身を包み、スタバで朝食を摂ったら会場までは徒歩で移動です。
で、着いた先では、

すぐ近くの会場で、臨床内分泌代謝Updateが開催されていました。そういえば横浜の雑踏の中で、この学会に参加されていた鈴木滋先生にばったり遭遇しましたね。ちなみに日本地震学会っていうのも開催されていて、どんな学会なのかちょっと気になりますが、

私の目的地はこっちです。
会期中は連日晴天で、しかも11月なのに夏日まで記録する陽気。

会場までの道中、青空と日本丸と観覧車が何度も私を呼んでいるような気がしてなりませんでしたが、それはきっと気のせい。毎日まっすぐ会場まで行き、初日の発表の後も一般演題や講演を聞き、質問もし、たくさん勉強してきました。

そして会場では、私がかつて横浜に短期留学していた時に一緒だった先生達にも久しぶりにお会いすることができました。

“一寸前なら憶えちゃいるが
一年前だとチト判らねェなあ“

とはダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の一節ですが、私が横浜にいたのはもう10年近く前のこと。それでも久々に会った先生達とお話ししていると鮮明に当時のことを思い出し、そして元気をもらうのでした。
それにしてもかつて一緒に研修した先生達、今回の学会でシンポジストとかワークショップの座長とか務めていて、本当に大活躍のご様子。

“あの人は 行って行ってしまった
あの人は 行って行ってしまった”

なーんて、またもや「よこはま・たそがれ」の一節を口ずさんでいる場合ではありません。みんなに置いていかれないように、私も頑張らなければ。
そう決意した私は、

“It’s So Fly-Day, Fly-Day Chinatown
真夜中の人ごみに
It’s So Fly-Day, Fly-Day Chinatown
はじけるネオンサイン“

泰葉の「フライディ・チャイナタウン」に感化された訳ではないのですが、美味しい中華料理でやる気をチャージしてきたのでした。

ということで今回も充実の学会参加でしたが、最後に一つ、ちょっとだけ気になったことをご紹介。

“アンタ カンフーシューズ飛ばし世界大会って何なのさ!”