年度末

だんだんと明るい時間が長くなってきました。

斜里出張で旭川駅を出る夕方5時頃、冬の間辺りは真っ暗になっていましたが、

今はまだこの明るさ。

特急大雪の車窓から、遠く旭岳までもきれいに見ることができます。

途中の上川駅近くで日没を迎えますが、それでもまだ明るさが残っています。夕方5時過ぎに旭川駅を出て上川駅まで約40分、ということは、今の日没時刻は6時ちょっと前なんですね。

そして帰りの網走駅でも、

夕方5時前にはまだ陽が差していました。
冬至の頃は、

こんな感じだったのに。
先月の独り言で紹介した写真と比べても、

空の色が違います。よく見ると、道路の雪解けも進んでいますね。

こちらは特急オホーツクの車窓より。結氷していた網走湖も、氷が溶け始めています。

こんな風に、身の回りのちょっとしたことで、春の訪れを感じるようになりました。春分を過ぎ、これからは明るい時間の方が暗い時間よりも長くなっていきます。北国旭川でも、暖かくて春らしさを感じる日が増えていきますね。

そして年度末のこの時期といえば、そう、別れの季節でもあります。

医局の部屋でも引越し準備が進み、空席も増えました。やっぱりこういう景色を見ると、寂しくなります。

出発を待つ列車。新たな生活が始まる方は、もう新生活に向けて発車オーライでしょうか。
ちなみに日本では新学期が4月から始まりますが、世界的には9月が主流のようです。そういえば、日本でもコロナ禍で9月入学が検討されていましたが、あの話、最近全然聞かなくなったなあ。

でも、

新年度始まって、すぐこの感じより、

やっぱりこっちの方がいいと思う。グローバル化という意味では逆行した考えですが、落ち葉より花吹雪の方が前向きになれそう。
そういえば、桜の開花予想も発表されていますね。

年度末、そして、春はすぐそこ。
新しい旅立ちを迎える多くの人達に、温かく明るい未来が訪れますように。