出張旅日記:枝幸編-都市間バスの旅

公共交通機関を利用する冬場の出張。枝幸町に行くにはJRか都市間バスの2択なんですが、この日は時間の関係で往復都市間バスを利用しました。

大学での診療を終え、着替えてタクシーで旭川駅前のバス乗り場へ。特急えさし号の発車時刻まで少し時間があったので、

駅北口で早速1枚。寒いですが、ホッと一息つける眺めです。

夕陽を浴びてオレンジ色に光る雪は、なんだか高貴な感じ。「JOSETSU」の時の雪は、憎たらしく見えて仕方ないのに。

そしてこの後、お茶と車酔い対策のガムを購入してバスに乗車。約3時間半のバスの旅、少しだけでも仕事をしようとガム噛みながらパソコン開いてみるんですが、結局いつも途中で酔ってしまいます。そうなったらパソコンと目を閉じて寝に入るしかありません。子供の頃からよく乗り物酔いしていましたが、今でもバスと船は苦手なんだよな…。

で、そうこうしている間に枝幸に到着し、ご飯食べてビール飲んで一息つきます。その後、「バスの中でできなかった仕事しなきゃ」対「バスとビールの両方で酔った頭なんかじゃ仕事できないでしょ」のつば迫り合いの結果、今回は(も)後者の勝利。ちょっとダラダラして就寝です。

さて翌日は朝から終日外来。冬休み中ということもあってか、患者さんは少なく落ち着いた一日でした。空き時間に仕事もできたし、よかったよかった。

そして夕方、旭川行きの特急えさし号に乗るため枝幸バスターミナルへ。

バスターミナルの玄関横に貼られているのは、枝幸町のシンボルマークでしょうか?青い海、赤い毛蟹、そしててっぺんにはホタテが描かれています。昨年は中国などの水産物輸入禁止措置のため、枝幸町もホタテ受難の一年だったそうです。

全町民にはホタテが無料で配られたそうですが、私は応援メニューの「ホタテサーモン丼」でちょっとだけ消費に貢献しました。

ちなみにバスターミナルの中には、とっても気になるこんなものが。

その名も、「枝幸オリジナルガチャ」。当たりが出ると、なんと毛蟹がもらえるそうです。そして当たりが出なくても、もれなくオリジナル缶バッチとホタテの干し貝柱が入っています。

1ガチャ300円ですが、皆さん結構回してますね。このガチャ、バスターミナル以外にも、町内のホテルと道の駅に設置されています。今度やってみようかな。

さて、バスが出発する頃には日没を迎え、

途中の歌登では辺りはもう真っ暗。こんな天候じゃ外の景色を楽しむこともできません。

そして旭川に着いた頃には、

完全に夜です。もちろん帰りも完全に車酔いです。ここから自宅までのタクシーが、これまた辛い…。

時々バスで本読んでる人を見かけますが、すごいですね。尊敬します。乗り物酔い対策には窓を開けて新鮮な空気を入れるなんて方法もありますが、冬の北海道では自殺行為です。そもそも他のお客さん達にも大迷惑です。

ということで、どなたか良い方法ご存知ないでしょうか?