秋の気配

暑かった今年の夏。

気象庁によると、2023年の6〜8月は全国の平均気温が統計開始以来最高で、特に北日本では平年を3.0℃も上回ったそうです。「世界でいちばん熱い夏」とは私が高校生の時に流行ったプリンセス プリンセスの曲ですが、文字通り今年は「今まででいちばん暑い夏」でした。

で、プリプリの歌う2人の熱い夏に終わりが来るかどうかはさておき、暑かった今年の夏にはやっと終わりがやってきました。そして夏が終わるということは、秋が始まるということです。
朝夕肌に感じる空気、聞こえてくる虫の音、そして食卓に並ぶ梨や柿、最近は身の回りの色々なところに秋の気配が溢れています。

こちら、通勤路脇の田んぼ。

今年もしっかり稲穂が実り、

そして収穫も終わりました。新米を食べられるのも、そろそろでしょうか。

大学構内の木々も少しずつ色付いてきました。

本格的な紅葉はまだまだ先ですが、少しずつ秋が顔を覗かせています。

空も高く感じるようになりましたね。

足元の雑草も紅葉しています。気を付けていなければ見過ごすようなところにも、秋の気配は潜んでいますね。

医局から見える景色にも、秋の気配が。

8月、19時前の空は、まだオレンジ色の雲と共に明るさを残していましたが、

今はもう、18時前に夜の始まりを感じるようになりました。夏至の頃より約2時間早まった日の入りの時間ですが、これからもっともっと早くなっていきます。

他にも、

大きくなったススキの穂や、

芽が出たばかりの秋まき小麦の畑を背に佇む赤とんぼや、

稲刈り後の田んぼの夕暮れなど、ふとした日常の中にも様々な秋を感じることができます。忙しい毎日の中でも、そんな気配に気付けるような心の余裕を大切にしたいですよね。

皆さんは、どんなところに秋の気配を感じているでしょうか?