若手関連病院日記 第1回

海の街からこんにちは、小児科専攻医の石若です。
まだまだ風が強い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

関連病院の紹介も兼ねたこの日記、記念すべき第1回目の舞台は、
北海道・オホーツクエリアに位置する広域紋別病院です。

オホーツク西紋別地域5市町村(紋別市、滝上町、興部町、西興部町、雄武町)が共同して運営していることから、「広域」という名称がついています。
小児科の常勤医は私含め3人で、小規模ながらも、様々な診療業務にあたっています。
病棟の窓からは海が一望できます。

入院患者さんの診察では、先輩先生方と一緒にカンファレンス・回診を行って治療方針を検討し、外来を担当する日は隣で診察中の先生の隙間をぬって相談しながら検査・処方を考えて…と、慣れない環境の中であくせくしています。ご多分にもれず当院の新生児出生数も少なくなっており、新生児診察がある日はご機嫌に過ごしています(石若は新生児が大好きです)。

海沿いなので、季節ごとに旬のお魚を使った料理が楽しめるお店も多く、
日本酒バーやワインバーなんかもあります。写真は着任早々上の先生に「紋別でおいしいお店ってどこですか!?」と食い気味に伺い、おすすめしていただいた某居酒屋のサクラマスのフライです。フライの概念が覆されました。本当です!大げさじゃないです!

そのほかのお店も、まだまだ開拓中です。
滝上の芝桜、夏祭りの花火、流氷等々、四季折々の行事を楽しみながらも、
主治医として1つ1つの症例をゆっくり丁寧に学ぶことができるのが地域病院の大きな魅力のように思います。地域実習や病院見学等でお越しの際には、ぜひ紋別を楽しんでいってくださいね。