久しぶりの

先日、2か月以上行けていなかった床屋さんに、久しぶりに行ってきました。ここ数年でめっきり白髪が増えましたが、白髪って伸びてくると色んな方向に跳ねていくんですよね。

なんか、こんな感じ。
そして白髪とともに気になるのが、徐々に薄くなっていく頭頂部。

なんか、こんな感じ。
若かりし頃、年々寂しくなっていく父親の頭を見ては、自分の将来を憂いていましたが、今では白髪も薄毛もしょうがないかとまで思えるようになりました。悟りの境地に入るぐらい、歳を取ったってことなのかな?

そういえば先日、久しぶりに学生時代の同期数人と会う機会がありました。選んだ道はそれぞれで、今は皆立場も違い、住んでいる世界も違います。そして白髪の人も薄毛の人も、ちょっと悔しいけれどフサフサの黒髪の人もいましたが、呼び捨てや愛称で呼び合えば、一瞬で四半世紀の時が巻き戻ります。こういう存在って本当にありがたい。それにしても、頭髪は不平等だけれども、話をしていると歳はみんな平等に取ったと感じてしまう…。

さてこちらは、

久しぶりの現地開催で行われた、一幼会(同門会)総会。

開場1時間前から、中右医会長の指示に従い準備を進める行事係の先生達。皆さんのお陰で円滑に会を運営することができ、そして久しぶりに多くの先輩達・後輩達と会うことができました。
ちなみに私達小児科は、来年で開講50周年を迎えます。そして、私の小児科入局が今から26年前。ということは、旭川医大小児科の歴史の約半分に関わっていることになるんですね。歳を取ったと思うと同時に、自分の貢献度はというと…もうちょっと頑張らなきゃなって思います。

そしてこちらは、

久しぶりに完全現地開催で行われた、小児科ガイダンスの受付をする栗澤先生と、

ガイダンスの様子を会場後方から見つめる教室員達。
そして彼らの見つめる先には、

今まさに進路に悩んでいる医学生と初期研修医の皆さんがいます。みんな真剣に医会長の話に聞き入っていましたね。この若者達の姿を見ていると、学生時代、どの科のガイダンスに参加するのかを「二次会の店」を基準に決めていた自分が恥ずかしくなる…。

それにしても多くの若者達が参加してくれましたが、いずれ彼らも歳を取って、久しぶりに会った同期とお互い歳を取ったとか、白髪とか薄毛とかフサフサだとかを言い合うようになるんだろうか…というのは全く余計なお世話で、この中で1人でも多くの人が小児科を選んでくれて、50周年以降の旭川医大小児科の歴史を作っていって欲しいなと、心の底からそう思うのでした。